同時多発テロ

5年前opilioはバイト先のテレビ局で米同時多発テロを知った。
テレビ局の面々は自局の放送を尻目に、NHKに釘付けになった。

2機目の衝突はリアルタイムで見た。

それから、5年経った今、opilioは年に数十回飛行機に乗るが、毎回ある種の覚悟をしている。
これで死ぬことになるかもしれないと言う覚悟を。

少なくとも飛行機が落ちるかも知れないことへのリアリティは高くなった。
他のどの乗り物よりも危険な乗り物である事への認識も高くなった。

だけど、日本の飛行場でのチェックは未だにザルの如しだ。
アメリカのようにすれば良いと言う訳ではないけれど、もう少しきちんとしたシミュレーションと、非通知の実習(検査官が危険物を持って搭乗できるかを試験する)を行うべきだと思う。