テレビ

NHK小泉改革5年間を問うを見ててすごく疑問なことは、地方は国からの公共事業が無くなると困る・・・というけど、それだったら何をして欲しいのか?という部分がまったく見えない。

今までどおりやっていくのが不可能なのは分かりきっていること。
地方の独立を求められている中で、基盤が出来ていないというのならば、今後10年間ほどの助成金を単に国の公共事業で食いつぶすのではなく、基盤を作るためにいかに使い方を変えるのか?ということを、地方から発信していかなければならないと思う。

例えば、北海道であるならば北海道独自の物産をいかに他の地域に分散しやすくするかのインフラ、新千歳空港にどれだけ楽にものを運べるようにするか?に注目して10年で必死にそこだけを頑張って作る。

そう言った戦略を持ったビジョンを示さず、ただ、既得権益を追って公共事業を残してくれ!!じゃ、何の説得力がないことを地方は理解しないといけないと思う。

競争するインフラがないというのならば、今後どれだけの期間にどれだけの助成を貰ったらそれが整うのか?それも示せないほど無能力ならそんなもの、整う訳がない。
国ごと全部潰れたら、当然地方も潰れる。
であったならば、地方はその危機感を持って、国からいつまでも、いかにお金を貰いつづけるか?を考えるのではなく、いくら貰えば独立できるのか?を示すべきだと思う。