今後の入学者増加案

少子化対策にも関係があるのだけど、今後大学は全入時代に入りますます高校新卒者の入学は減っていくはずである。

そんな中で大学側*1として高校新卒者のかき集めに走っているわけだけど、この方向性はいずれ必ず行き詰るし、間違っていると思う。

やるべきことは、いかに社会人学生を多く取り込める仕組みづくりを作るか?だと思う。
そのためには今の授業料のように年間いくら・・・と言うものではなく、一個の授業辺りいくら・・・というように変え、卒業に必要な年数を今の8年以内*2というのを止めて、少なくとも20年ほどに拡大し、社会人が一年に数個ずつ単位を取っていくだけでも、学士の資格が取れるようにするべきだと思う。

大学院に関しても随時そういったシステム全体の変化をして、高校新卒者数に頼らず、具体的にはリタイア者が簡単に大学に通える仕組みを作った大学が、10年、20年後に生き残れる大学であると思う。

*1:うちの大学も含めて

*2:休学含めて10年