遊牧民に憧れて

opilioは今までの人生でそれほどたくさんは住所と呼ばれるところは変えていないと思う。


で、どれくらいかなぁ?と考えてみる。
一軒目 親の会社の社宅
二軒目 親が建てた家
三軒目 大学生時最初の下宿
四軒目 友達と共同で借りた一戸建て
五軒目 アパート
六軒目 アメリカ貸し間
七軒目 アメリカのアパート
八軒目 アメリカのアパート
九軒目 レオパレス21(苦笑)
十軒目 現在のアパート


おぉ!今のところ記念すべき十軒目だったんだ。気づかなかった。
で、何が言いたいかと言うと、基本的に住む所は何らかの必要性があって住んでいて、他のところに住む必要があったら移動している。
これが当たり前だと思っていると、一箇所に住むことに拘る人の考え方がよく分からなくなる。


例えばダムを作るからとか道路を作るから移動する必要がある際に、たしかに「だるっ」とは思うのは理解できるのだけど、きちんと次のところを用意してくれて、移動費用も出してくれるのならば、きっとopilioは喜んで移動してしまう。


基本的に移動することが大好きなんだと思う。
今は出張で日本国内は九州から北海道まで、アメリカやヨーロッパもひょいひょい飛び歩いている。
移動時間が長いと確かに疲れるのだけど、移動すること自体は全然苦痛じゃない。
行ったことが無いところに行く場合、かなり楽しい。それに伴う仕事が少々嫌なものでも、ついうれしくなってくる。


どうやら、これはそれほど一般的な感じ方ではないらしい。
きっと、opilioの祖先には遊牧民の血が混じっているのだと思う。
満天の星空の中、テントを抱えて羊を追って暮らす生活・・・これが世界規模でできるならば、これに勝る幸せは無いと思う。
羊の育成はopilioには無理だから、ノートパソコンを抱えてどこまでも行きたい。