大学院生くらいの頃に読んでおきたかった本

研究者という職業

研究者という職業

統計+経済学者という文系・理系の狭間を専門としている著者が書く、研究者というのはどういう職業なのか?どういう人が目指すべきなのか?目指すと決めたら、どのように動くとうまく行くのだろうか?といったことを分かりやすく書いた本。

今、大学院生や大学院進学を考慮している人はもちろん、大学受験が終わり大学進学を控えている高校三年生に是非読んで欲しいと思う本。

こういう人が日本の文部科学大臣になればもう少し日本も研究者にとって生きやすい国になるんじゃないかなぁ?とも思うが、残念ながらこういう人は研究職という職業が楽しくてしょうがないので、政治家なんていう職には手を出してくれない。

難を言うとすれば、作者が二流だとするならば、opilioは一体何流なんだ?と、欝にさせられること・・・・・くらいかな?下から数えたほうが早いのは間違いなさそう。